ドケチ発言の裏にあった
さらに致命的な事実

 次に土壇場で破談になる男は「ドケチ男」だ。

 こちらもステータスのある職業で高収入の男性が多い。年収1000万円オーバーということもザラだ。

 女性とも、とんとん拍子で婚約あたりまで進むのだが、よりによってお金の話をしてから、なぜか女性に逃げられるのである。

 ある会計士の50代の男性は、年収1000万円で都内23区内に3階建ての戸建てを持っている、男性のスペックの中でも相当な優良物件だった。

 しかし、お付き合いを進めていた女性から突然「破談にしたい」という連絡が私に入った。聞いてみると、「結婚したら家庭に月10万円しか入れない」と彼が言っているというのだ。

 彼は住宅ローンを支払っても、月々70万円以上の現金が手元に残るはずだ。女性からすれば、それだけ大きな家で、そこそこの生活をすれば光熱費や食費だけでも10万円では厳しい。

 そもそも70万円から家に入れる10万円を引いた残りの60万円は自分で全部使う気なのか?という疑念で、女性はいっぱいになってしまったわけである。

 女性はとにかくケチが嫌いである。お金を持っているのに払わないドケチ男はまず結婚できない。

 しかし、彼はお金にかかわる職種の男性だ。適当に計算して10万円が出てきたわけではないかもしれない、と話を聞いてみたら、彼の言い分はこうだった。

 彼は、現在朝食抜きで、残りの2食はコンビニ生活。コンビニのお弁当なら1食500円で、一日で1000円、月30日でも3万円だ。そこから光熱費を払えば10万円でもおつりがくるじゃないか、ということだったようだ。