それは、「結果」です。

結果とは、会社での昇進や資格の取得、組織のトップに立つ、人から評価される、お金を得るなど、何らかの「成功を得る」ことです。たとえ東大卒でもハーバード大卒でも、どんな高学歴であっても、社会に出て結果を出せなかったら意味がないのです。逆にいえば、三流大学卒でも、結果を出しさえすれば人から評価されるのです。

 私自身、二浪して地方の国立大学にギリギリ入れたくらいですから、決して人にいばれるような経歴ではありません。ですが、大学に入ってからも、勉強を続け、弁護士になるという夢を実現しました。今では、自分の法律事務所を経営し、メディアに出演し、ドラマの監修もし、本も執筆しています。

社会で結果を出せれば、いくらでも逆転可能なのです。

 考えてもみてください。学生時代は、人生のなかのほんの一瞬です。社会に出てからの時間のほうがはるかに長いのです。

 だからこそ、社会人になっても勉強は必要です。そして、その勉強法さえ工夫すれば、学歴に関係なく、じゅうぶん勝ち抜くことができるのです。