どんな子どもも、
全員が「天才の芽」を持って生まれてきている
どんな子どもも、全員が「天才の芽」を持って生まれてきています。その芽を開かせる方法は、「子どものあらさがしをせず、賞賛すること」です。
「あなたが私の思い通りになったら愛してあげるけれど、思い通りにならないあなたは嫌い」と条件をつけるのだとしたら、それは「愛していない」といいます。
「あなたがあなただから、愛している」と言ってあげられること、「私の思い通りになっても、ならなくても、愛している」と言えることが「愛している」ということです。
「女の子」は、母親の姿を見て、「母親と同じ行動をするように育つ」のです。
女の子は母親の言っていることではなく、母親の「行動」を見ています。
たとえば、母親の友人が家に遊びに来ていて、一緒に楽しそうにお茶を飲んでおしゃべりをしていたのに、友人が帰ったとたん、その人の悪口を言いはじめたとします。
この母親を見て育った娘は、大人になって、「母親と同じ行動パターン」を身につけ、陰口を言うようになります。
母親が娘を見て、不愉快な感情を抱くのは、そこに「自分の嫌な面を見るから」でしょう。
ですから、「娘をいい子に育てよう」と思ったら、口でどんなによいことを言ってもダメで、「母親が自分の行動や態度をあらためること」が大切なのです。