たくさんのコミュニティに参加しよう

 とりわけ社会人になったら、職場とは別に、複数のコミュニティに参加して「ナナメの関係」を作っておくこと。これが君のキャリア形成のリスク・ヘッジにもなるのです。会社や役所でルーティンの仕事が多く、ちょっと飽きちゃったり腐ったときでも、コミュニティのほうに未知との遭遇や予期せぬ出会いがあれば、エネルギーが充填されるでしょう。

 また、小中高生でも、地域のコミュニティの人々と豊かな関係を形成できれば、人間関係の揺れに強い子になれます。お父さんにこっぴどく叱られても、先生に「何やってるんだ!」と怒られても、「ナナメの関係」の大人たちが慰めてくれたり、ときにはかくまって居場所を提供してくれるようなこともあるでしょう。

 さらには、君が家庭や学校の規則を超えてやりたいことがあるときには、その志に打たれて「ナナメの関係」の大人たちがサポートしてくれるようなことも。だから、「ナナメの関係」が豊かなほうが、君の自己肯定感も満たされやすいのです。