現代のビジネスにアレンジした「新・三方よし」とは?

 260年もの昔から連綿として続く「三方よし」の精神は、王道経営の商品・サービス品質の基本的な考え方でもある。「三方よし」を自社向きにアレンジしたのが「つくってよし、売ってよし、使ってよし」だ。この「新・三方よし」は、ホンダの創業者、本田宗一郎氏の言葉ともいわれている。

 つくってよしとは、商品・サービス品質よし、仕入先などの取引先もよし、地域社会にも貢献しているし環境にもよしということである。

 売ってよしとは、売り手よしと同じく、正しい利益が得られるということだ。黄金のループ風にいえば、経営者よし、社員よし、業績よしが、売ってよしである。

 使ってよしとは、お客さまの満足よし、リピーター率よし、商品・サービスに対する評価よしということである。

 近江商人の「三方よし」も本田宗一郎氏の「新・三方よし」もその心は同じである。