認知症の予防を目的とした「脳の健康教室」

 これまで説明した学習療法を応用して、認知症の予防を目的とした「脳の健康室」が実施されています。脳の健康教室は、「健康な人」、または認知症に片足を踏み入れている「軽度認知障害の人」を対象にしています。全国の自治体の協力により400を超える会場で、のべ5000人以上の人が取り組み、脳機能の改善に大きな効果を上げています。

 あなたの親が、まだ認知症にはなっていないものの、物忘れが多くなってきなたと思われたら、ぜひ、最寄りの脳の健康教室(運営主体:(株)くもん学習療法セター)で脳のトレーニングを行なうように勧めてみたらいかがでしょうか。

 なお、学習療法は、認知症の原因がアルツハイマー病であっても、脳血管性障害であっても、認知症になった人の脳機能を改善することが可能です。しかし、学習療法は、認知症の「原因自体」を防ぐためのものではないことをご理解ください。