「なぜならば」を使ってできたブランチは、きちんと書けているかどうか気になることもあるかもしれません。

 そんなときは、〈原因の箱〉と〈理由の箱〉を「かつ」という言葉でつないで読んでみると、きちんと書けているかどうかを確認できます。「もし〈原因の箱〉かつ〈理由の箱〉ならば、結果として〈結果の箱〉」となります。

「もし、彼は息切れする、かつ、彼には苦しい思いをして走り込むだけの大きな目標がないならば、結果として、彼はダッシュをやめたくなる」

「かつ」でつないで読んでみると、この場合はしっくり来ると思います。

 きちんと書けているブランチでは、「なぜならば」で表現された部分を「かつ」で表現して読み替えても、しっくり来るはずです。


 このように情報を1つひとつつなげて出来事マップを作ると、最終的に何が起きたのか(何が起きそうなのか)、それはなぜなのかを論理的に考えることができます。

(毎週火曜日・金曜日に公開予定)