「勝負に勝ちたい…」「成功したい……」これらの願いをかなえるためには、やる気が必要です。でも、肝心のやる気が、なかなかわいてこないときもあるもの。そんなとき、あなたはどうしていますか?

 わたしのオフィスには、無理をしてやる気を出そうとしすぎた直後に、ギックリ腰を起こしたかたがたくさん訪れます。その中から1つ事例をご紹介しましょう。

やる気を出そうと
がんばっていたGさんのケース

 Gさんは、30代半ばの男性。1年ほど前にギックリ腰を患い、その後、不整脈も引き起こしていました。

 「先生、これ、やばいっすよね…」

Gさんが右手を出してきました。ちょっと診てみると、ものすごい不整脈。「ドキドキ、ドドドドド……!」っとくる感じ。素人が診てもすぐにわかるくらいの異常がありました。

 「これ……、病院へ行かれました?」

 さすがに本人もまずいと思っていたらしく、すでに病院で診察も受け、薬も服用していました。じつはGさんは、不整脈が出る1年ほど前にギックリ腰を起こして、わたしのクリニックに来ていました。

イタタ!イタタタ!

 1年前。Gさんは「イタタ! イタタタ!」といいながら、カイロプラクティック用のベッドにうつ伏せになりました。わたしがギックリ腰用の施術をして、少し痛みがやわらいでくると、