アップルが先日、新製品の「iPhone X」「iPhone 8」「iPhone 8 Plus」を発表し、本日、新製品iPhone 8、iPhone 8 Plusが発売(iPhone Xは11月3日発売)される。最新3機種はどのような特徴があるのか、スマホジャーナリストの石川温(いしかわ・つつむ)氏が解説する。
iPhoneの新製品「iPhone 8」と「iPhone 8 Plus」が本日より発売となる。ただ、今回発売されるモデルは、昨年発売された「iPhone 7」「iPhone 7 Plus」のマイナーチェンジとも言える機種だ。
見栄えは前モデルとほとんど変わらない。しかも、iPhone 7も「iPhone 6」や「iPhone 6s」と似たようなデザインであるため、ユーザーにとって「買い換えなくてもいいか」という気分になるのは仕方ない。
しかしここ最近のiPhoneは、日本市場を意識した進化をしており、見た目は同じでも、中身は結構使い勝手が良かったりする。
「今のiPhoneで十分」「Androidのほうが機能が豊富だ」「いやいや、ガラケーが手放せない」という人も、新型iPhoneへの乗り換えを検討してみてはいかがだろうか。
今年、発売となるiPhoneは全部で3モデル用意されている。本日発売の従来モデルの後継機種となるiPhone 8、iPhone 8 Plusという2モデルに加えて、11月3日には「iPhone X(テン)」という全く新しいラインナップが登場する。これはアップル創業者の故スティーブ・ジョブズ氏がiPhoneを発表して今年で10年となるため、それを記念したモデルとされている。以下、それぞれの特徴を見ていくことにしよう。