面接官が知りたがっているのは、
「何を頑張ったか」ではなかった!?

 ここで面接官は以下のようなことが知りたくて質問をしている。

  • ・どんなことのためだったら、頑張れるのか(価値観)
  • ・どれくらいのことを「一番頑張った」と評価するのか(努力量や度合い)
  • ・一番頑張る時に、どれくらい戦略的に頑張ったのか(頭の良さや戦略性)

 一般的には、本人が望めば何にでも挑戦できる、時間や機会があると言われている大学生活。その中で、きみたちがその時間を何に使うのか、どれくらいの頑張りで使うのか、どれくらい計画的に使うのかを見ることによって、面接官は入社後のきみたちの活躍をイメージする。

 きみたちの受け答えが「うちの会社には合わないな」と思われたら落ちるし、 「うちの会社で活躍しそうだ」と思われたら通る可能性が高い。

 それでは、次のページでは質問に対してどのように答えるべきかを考えてみよう。今度は、「学生時代に一番頑張ったことは何ですか?」という質問に対して、きみならどのように答えるかを考えてから、次のページに進んでみよう。