自分を疑うことができたら、
いかに世の中を知らないかが見えてくる
ここで、みなさんにひとつ質問をしたいと思います。
あなたは自分が勤めている会社の社名の由来をご存じでしょうか。
僕はふだんいろいろな会社の人たちとお付き合いをさせてもらっていますが、この質問に完璧に答えられた人は、かなり少数派でした。
もっとも身近に接しているはずの会社のことですら、そうなのです。
世の中は知らないことだらけ。だからこそ、知らなかったことをもっと知りたい。自分には物事がまったく見えていない。だからこそ、もっと見ようとしなければ……。
自分を疑うことができたら、いかに自分が、世の中を、物事を知らないかが見えてきます。
そうすると、自分の知らなかった情報がどんどん入ってくるようになります。そしてまた、新しい世界に触れられた面白さに気づけるようにもなるのです。
あなたがまだ開けていないドアは無限にあります。
この事実を知ることが、気づきの第一歩なのです。