答えはいつも、自分の枠の外にある！

「ものの見方のコリ」をほぐそう！

　では、どうすれば、チャンスをつかみ、出会いをつかみ、何がおきてもプラスにできるものの見方をマスターできるのでしょうか。それには、つぎの5つの点を意識しながら、自分の見方を意識化していくことです。これを「ものの見方の5つのコリ」といいます。

ものの見方の5つのコリ
１　視点（Point of View）
２　とらえ方（Perception）
３　見る対象（Target）
４　見る枠（Frame）
５　周りの影響（Surroundings）

1　視点
どうしても、自分の視点は、つねに一方向からしか見れない人が多いようです。その視点を自在に動かせるようになりましょう。

2　とらえ方
すべてを決めるのは、目の前の出来事や現実ではありません。大切なのは自分の見方です。ものの見方が自分の可能性をすべて決めている、という点を理解しましょう。

3　見る対象
意識しないと、どうしても悪い情報ばかりをキャッチしてしまいます。見る対象を自分で選び、プラスになるものだけを取り入れるようにしましょう。

4　見る枠
トラブルなどに巻き込まれると、つい目の前だけしか見えなくなってしまいますが、　そういうときこそ、少し引いて、俯瞰で人やものごとを判断するようにしましょう。

5　周りの影響
ものごとの価値は、つねに一定ではなく、周りの環境や時代、価値観で変わります。自分やアイデアが一箇所で認められなくても、すぐにあきらめてはいけません。

　いまの自分のものの見方を少しばかり変えてみませんか。答えはいつも、自分の枠の外にあるのです。次回は、「行き詰った現状を打破する際に役立つ見方」をご紹介します。

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この31のドリルは、ただのクイズではありません。これこそ、ふだんのあなたの見方、思考パターンの縮図なのです。楽しみながらドリルをこなしていくことで、自分の「思い込み」に気づき、それを修正していくことができます。思い込みのメガネをはずせばココロは軽くなり、悩まされ続けてきた問題もたちまち解決します。