クライマックスの場面のデテール。
それは、大きな話でなくてもいい

  最初に、「わたしの強みは○○です」と述べるのだったら、その後にその強みを証明するためのあなたの具体的な体験を語ってほしい。具体的な経験のディテールを熱く語ってほしい。

  とにかく、前置きや、言い訳の類いが多くてもったいなく感じています。
  その割には、肝心のクライマックスの部分を「大切さを学びました」「一生懸命頑張りました」の一言ですませてしまう。
  本当にもったいないと思います。

  面接では、経験したことをたくさん語ったほうが、プラスになると思われている方も多いようですが、勘違いです。そうすると、一つ一つの話がどうしても抽象的になっていきます。抽象的な話は0点。一つの出来事を詳しく語っていただいたほうが伝わります。

  あなたが一番力を入れてやったことの、クライマックスの場面のデテール。それは、大きな話でなくてもいいのです。
  あなたなりのこだわり、工夫を聞きたいと思っています。
  「普通の人ならここでやめるところを、もう一歩踏み込んでここまでやった」という話を聞いてみたいと思います。