その身なりやしぐさから推察するに、典型的な“土豪”(中国語で“地方の成金”の意)が多いようだ。筆者が訪れたときは、欧米人だけでなく、日本人の姿も見られなかった。

「ギャラクシー・マカオ」はのカジノの営業面積は東京ドーム(4万6755平方メートル)を超える広さに、テーブルゲーム500台、スロットマシン1000台(銀河娯楽集団の計画段階の数字)がぎっしりと詰め込まれている。だがこの数字には諸説あり、テーブルゲーム約950台、スロットマシン約2500台だとの見方もある。

 また、台によって賭け金の最低金額が決められており、バカラだと300、500、1000香港ドル、またVIPルームでは2000、3000香港ドルが最低金額となる(1香港ドル≒1.03マカオパタカでほぼ1対1に近く、マカオ市内では香港ドルが使用できる。1香港ドルは日本円で約14円)。

1億3000万円も
儲けるプレーヤーも

カジノで912万香港ドル儲けるプレーヤーも912万香港ドル儲けるプレーヤーも Photo by K.H.

 テーブルによっては黒山の人だかりができるところもある。その張り詰めた空気は遠くからでもわかる。人垣を割って入ると、3人の中国人男性がバカラに興じていた。バカラはカードの数の合計を当てる単純なゲームだ。

 テーブルに向かって左側に座っている、火のついてないタバコをくわえたままの男性の横顔は、真剣だった。男性はこのゲームに18枚のチップに、さらに9枚を積み上げ勝負に出た。チップ1枚1000香港ドルだから、このゲームで37万8000円を賭けた計算だ。