初めて志麻さんがきた時の感想は?
編集:「そうですか。初めて志麻さんがおうちに来て、料理を食べた時、どんな感想でしたか?」
押切:「おうちの調味料と、スーパーのライフの食材で、あんなに美味しいものがなんでできるんだろう? やっぱプロって違うんだなあと」
編集:「志麻さんにお願いする前、料理はよくされていたんですか?」
押切:「前はそこそこやっていたのですが、料理って回数が大切だなあとつくづく思います」
編集:「ううん? どういうことでしょう?」
押切:「志麻さんにお願いして以降、料理って一旦やらなくなると、やらなくなるんだなあと」
編集:「そういうものですか。野球と同じで、素振りをしていないと、腰のキレが悪くなると同じような現象が?」
押切:「そう。料理ってやらなくなると、何の想像力もわかなくなるんです。そして志麻さんを見る。3時間であれだけのことをする。一度やらなくなると、神を見ているかのようです」
編集:「神を見るかのよう!笑 志麻さんにお願いして何年くらいですか?」
押切:「2年くらいですね」
編集:「それは、どういう経緯だったんですか?」
押切:「主人も働き、私もこの学童保育だけでなく、玉川大学、東京YMCA社会体育・保育専門学校の非常勤講師もしているものですから、とにかくてんやわんやの毎日。娘も小さいので家事代行を探していて、志麻さんがヒットしたんです」
編集:「学童の経営もやりながら、大学の講師もですか! それは大変だ。志麻さんには、週何回くらいきてもらったんですか?」
押切:「週1回、平日の夜ですね」
編集:「じゃ、そこで、1週間分の作りおきを」
押切:「そうです。3時間で10品くらいでしょうかね」