筍は、食物繊維が豊富なので、大腸がんや動脈硬化を予防し、便秘解消やダイエットに効果的な食べ物です。

 また、カリウムを含んでいるため、高血圧症の方にもお勧めで、筍の旨味成分であるアスパラギン酸は、疲労回復に役立ちます。

筍木の芽和え
【材料】ゆで筍…1/2本/白味噌…大さじ2/酒…小さじ1/みりん…小さじ1/木の芽…大さじ1
【作り方】①ゆで筍は1cm幅のサイの目切りにする。②木の芽をすり鉢で摺りつぶし、白味噌、酒、みりんを加えて良く混ぜ合わせ、1を和える。

 ちなみに、筍をゆでた時に出てくる白い塊は、チロシンというアミノ酸です。

 筍の水煮のヒダの部分にもついていることがありますが、これはドーパミンの原料ともなる栄養素の一種ですので、安心してお召し上がりください。

 余談ですが、筍の水煮缶は、植物系の国産缶詰第一号なのだそうです。

筍あつめ煮
【材料】ゆで筍…1本/鶏肉…100g/蓮根…10cm幅/人参…1/2本/椎茸…3個/油揚げ…1枚分/胡麻油…大さじ1/出汁…2.5カップ(500ml)/酒…大さじ3/みりん…大さじ2/砂糖…大さじ2/醤油…大さじ3
【作り方】①ゆで筍、鶏肉、蓮根、人参、椎茸は一口大に切る。油揚げは熱湯をかけて油抜きをし、8等分に切る。②鍋に胡麻油を引いて温め、1の油揚げ以外を炒め、出汁を加えて煮る。③沸騰したら酒、みりん、砂糖、油揚げを加えて10分程度煮込み、醤油を加えて、弱火でコトコトと20分程度煮て自然に冷まし、味を染み込ませる。

 筍に限らず、春の山菜に含まれる苦味やえぐ味も、それが多少あってこその旬の味覚だと、私は思います。

 筍をゆでるのは多少面倒かもしれませんが、水煮では味わえない自然の恵みを、どうぞ存分に味わってください。

若竹汁
【材料】ゆで筍の姫皮(もしくは穂先部分)…1本分/生わかめ…30g/出汁…2.5カップ(500ml)/酒…大さじ/塩…小さじ1/2/醤油…大さじ1/木の芽…1~2枚
【作り方】①ゆで筍の姫皮か穂先部分を色紙切りにする。②出汁に1を入れて中火にかけ、沸いてきたら酒、塩、醤油を入れて味を調え、生わかめを加えて火を止める。③椀に盛り、木の芽を乗せる。