アパートの半分以上が空室なのに、入居者募集をしない不動産会社や、何ヵ月も前から退去の知らせがあるのに、まったく動かない不動産会社。ひどいところでは、空室がどのくらいあるのか把握していないところもある。業者任せにしていては、不動産投資では儲からない。では、どうすればいいのか? 『スマホ1台でらくらく儲かる不動産投資法』を上梓した小林ヒロシ氏に満室にするヒントを聞く。

なぜ半径5キロ圏だと、成功できるのか?

物件のエリアは
できるだけ集中させる

 不動産投資で物件を購入する前に、まず検討してもらいたいことがあります。

 それは「購入する物件はなるべくエリアを集中させる」ということです。

 収益物件のエリアを集中させることで、賃貸経営を数倍も効率化させることができます。

 スマホ1台使って、本業の仕事を持ちながら1人で管理できる物件数は50戸ぐらいが限界だと思います。これ以上の数の物件を管理するには、自主管理だけでは難しいでしょう。

 また、たとえ50戸より少ない戸数でも、全国各地に物件が散らばっていたのでは、とても1人で管理することはできません。