アパートの半分以上が空室なのに、入居者募集をしない不動産会社や、何ヵ月も前から退去の知らせがあるのに、まったく動かない不動産会社。ひどいところでは、空室がどのくらいあるのか把握していないところもある。業者任せにしていては、不動産投資では儲からない。では、どうすればいいのか? 『スマホ1台でらくらく儲かる不動産投資法』を上梓した小林ヒロシ氏に満室にするヒントを聞く。

無駄を捨て
本当に重要なプロセスだけを残す

 サラリーマンが不動産投資をする場合、昼間は仕事をしながら、自分でアパートの管理をするには、1つのアクションで得られる成果を限りなく上げていく必要があります。

 そのためには、「無駄なプロセスを徹底して削ぎ落とす」ことが必要です。

 しかし、「賃貸経営で無駄なプロセスとは何か?」といわれても、よくわからない人が多いと思います。自分で無駄の定義をつくるのが一番いいのですが、参考までに、僕が定義する賃貸経営で無駄な行動としては次のことがあげられます。

「何らかの収益につながる成果が得られないこと」

 たとえば、不動産会社に集客してもらうために、「自分でマイソク(物件の概要や間取り図などの資料)をつくる」という行動があるとします。

 確かに、物件のことを知り尽くしているオーナーがマイソクをつくれば、広告効果は高そうな感じがします。自分の物件の弱みも強みも知っているわけですから、強いところをアピールして魅力的な物件情報を提供することができるかもしれません。

 しかし、マイソクをつくるのにも手間がかかりますし、自分が強みだと感じていることが、実は入居者が望んでいないケースもあります。また、デザインにこだわりすぎて、入居希望者に伝わらないこともあります。