アルゼンチンの「絶対的エース」リオネル・メッシ
前回大会準優勝のアルゼンチンがグループ最下位に沈んでいる Photo:AFLO

 エカテリンブルクの歓喜はならなかった。

 W杯グループHの第2戦、日本―セネガル戦は2-2の引き分けに終わり、日本はグループリーグ突破を決められなかった。しかし、身体能力で圧倒的に勝り、技術的にもハイレベルのセネガルを相手に2度ものビハインドを追いつき、勝点1を得た日本代表の戦いぶりは実に見事だった。

日本戦は「観る価値あり」
一方で強豪国が思わぬ苦戦

 当欄では前回、アメリカの「ヤフースポーツ」が判定したグループリーグ48試合の関心度ランキングを紹介した。いわばサッカー通が客観的な目で見た「好ゲームが期待できる対戦カードランキング」だが、日本代表の試合は第1戦のコロンビア戦が37位、第2戦のセネガル戦が43位、第3戦のポーランド戦が44位と、いずれも低ランクだった。日本のFIFAランクは出場32ヵ国中、下から3番目の61位。大会前の強化試合では負けが続いていたし、直前には監督交代というゴタゴタもあった。グループHで対戦する相手はすべて格上であり、一方的な展開の「観る価値のない試合」になると予想されていたわけだ。