焼肉は上手に焼けると本当に美味しい

 焼肉業界は、従来からの自分で肉を焼く店と、高級店で焼いてくれる店の二極化が進んでいますね。それでもまだまだ自分で肉を焼く店が多いと思います。どれほど素晴らしいお肉を提供されても上手に焼けなければ美味しくなりません。

 『焼肉の達人』(ダイヤモンド社)にも書いたんですが、炭とガスの火の位置を知る、部位ごとの焼き方を理解することは重要だと思います。この理解をするだけで、美味しいお肉に、たどりつけるのではないかと思います。

 私は焼肉の達人ではありません。過去に出会った達人たちからの教えを本という形にし、皆さんに伝授できればと考えたわけです。『焼肉の達人』には部位ごとの炭とガスの焼き方をコマ送り写真で紹介しています。美味い肉に出会いたい。そして、ちゃんと焼き上げたい。さぁ左手に『焼肉の達人』、右手にトングをとり、美味しくお肉を焼きましょう。焼肉を巡る旅はまだまだ終わらない。

小関尚紀(こせきなおき)
1970年、大阪府生まれ。サラリーマン作家
趣味、焼肉。都内140店舗の焼肉店を訪問するなど独自研究、分析がこうじて、東洋経済オンラインで焼肉記事を連載。たちまち人気連載となった。
焼肉は、メインの肉を焼き仕上げることを客に委ねられるケースが多い、減点法のグルメ。きっちり焼き上げないとせっかくの美味しい肉がもったいないことになってしまうのだが、今まで上手く焼くための指南書が存在しなかった。美味しい焼き方の技術を読者にシェアしたいというのが、本書を書く動機となった。
筑波大学大学院ビジネス科学研究科博士課程後期中退。早稲田大学大学院(ビジネススクール)国際経営学専攻修了[経営学修士]。現在、都内企業に勤務しながら作家として活動。著書に、『「即判断」する人はなぜ成功するのか?』(サンマーク出版)、『世界一わかりやすいゲーム理論の教科書』(KADOKAWA)などがある。