30年日本人を教えてきたネイティブが「とにかくこれだけはやって!」という英会話上達の「3つのコツ」

中学や高校で英語を習った人なら、たいていそれなりの単語力はあるものだ。にもかかわらず、いざ話そうとするとまったく言葉が出てこなくなるのはなぜなのか?30年にわたって日本人が英語を話すための方法を考えてきたデイビッド・セイン氏が、この問題について、画期的な解決策を考案。そのメソッドを、このたび『最低限の単語力でもてっとりばやく英語が話せる――日本人1万人を教えてわかったすぐに話せる50の方法』にまとめた。
これは、とにかくしゃべれるようになること「だけ」をゴールにしたニュータイプの英語本。
「That sounds...」「I feel like...」「Let's say」など、一番使い回しの効く「最強のしゃべりだしフレーズ50」を厳選、どんな会話でも対応可能の「ネイティブの6つの会話パターン」に沿って紹介している。脳が最も効率的に記憶できる無料ダウンロード音声もついているので、「最短距離」で英語を話せるようになりたいという人なら絶対に必読の一冊だ。以下、その内容から一部を特別公開しよう。

「しゃべりだしフレーズ」会話のさらに上を目指す

 本書で紹介した会話テクニックと「しゃべりだしフレーズ」は、あなたの英語の瞬発力を大いに高めてくれるはずです。何度も繰り返し読み、さらに実際に言ってみて、必ず「自分のもの」にしてください。

 しゃべりだしフレーズをマスターして、自分なりに使いこなせるようになったなら、あなたは「英語で発信する」ことに対する不安感は激減し、自信がみなぎり、どんどん使っていきたいという気持ちが大きくなっているに違いありません。

 相手の発言に、さまざまな角度から切り込んでいったり、ワンパターンではない好印象のリアクションを返すことができるようになり、結果として、自分の考えをきちんと相手に伝えられるようになるでしょう。

 そして、しゃべりだしフレーズを自在に操れるようになると、おそらく、みなさんはこんな思いを強く持つようになるはずです。

・もっといろいろなことを英語で自由に表現できるようになりたい。
・相手の発言をもっときちんと理解できるようになりたい。
・英語を英語で理解できるようになりたい。

 そこでここでは、本書で会話テクニックとしゃべりだしフレーズをマスターした後で、さらにステップアップし、もっと深くコミュニケーションしていくための勉強法についてお教えします。