Cさん(男性)は女性と一緒にレストランに食事に行った。支払い時に、Cさんは習慣から「割り勘で」と言ってしまった。その女性は「食べた量も飲んだ量も違うのに、相談なしに割り勘だなんて…」と思ってしまったという。その瞬間から、女性の頭には「コスパ」「効率の良さ」といった言葉がよぎり、恋愛のトキメキが消えていくのを感じたそうだ。

 ところがDさん(男性)の場合は少し違った。

「おいしかったね。今日の会計、僕が出したいけど、君にプレッシャーにならないようにしたいから、どうしたらバランスいいかなぁ。例えば、僕が8割くらいでもいい?」

 こう話したDさんに対して、女性は好意的だった。

「一方的におごられるのは、借りを作るようで嫌」という声は、実は自立している女性に多く見られる。だから「プレッシャーにならないようにしたい」「どうしたらバランスよく…」「例えば…」という言い方で、さりげなく相手の意見を聞きながら、お金の支払いを気持ちよく分担し合うのも一つの方法だろう。

 割り勘は、対等な関係からスタートできるが、やはり、パートナーといいお付き合いを育んでいけるように、相談しながら妥協点を探すという作業がカップルにとって重要といえる。

婚活中にお金の価値観や
タイプを見抜くポイント

 以上、おごる・割り勘など、お金を払う時の仕草や対話から、4人を分析してみた。各タイプの心の内(声)や、実際のお金の使い方の傾向、各タイプの人と付き合う際の注意点、そして各タイプの人の家計管理について整理してみると、以下のようなAからDの価値観タイプに分けられる。