「項目」が決まったら「ワークログ」をスタートさせます。

下図のような形でつけていくとよいでしょう。

やみくもに「効率化」しても「長時間労働」から抜け出せない理由。


 意味のある集計・分析をするためには、最低でも2週間から1ヵ月は同じ「項目」で記録し続ける必要がありますから、まずは1ヵ月間「ワークログ」を続けることを目標にするといいでしょう。

 そして、1ヵ月たったら「ワークログ」を集計・分析します。
 すると、あなたが現在、「マネジャーとしての仕事」と「プレイヤーとしての仕事」にどのくらいの時間をかけているかが明確になります。

 思っていた以上に、「マネジャーとしての仕事」に時間をかけられていない実情が見えてくるかもしれませんが、それで大丈夫です。これはあくまでも出発点。まずは現実をしっかりと認識することが大切です。

 実際、私たちのクライアントのプレイングマネジャーの皆さんも、当初は「マネジャーとしての仕事:プレイヤーとしての仕事」=「2:8」くらいの割合の方がほとんどでしたが、その後、少しずつ改善することによって、「8:2」までもっていった方もたくさんいらっしゃいます。