問題がありそうな「タスク」に注目する

 さらに、「大項目」の傾向を分析すると、たとえば、「プレイヤー営業」に思った以上に時間が取られている、などに気づくかもしれません。それが問題だと思うならば、「小項目」をチェックすることで、特にどのタスクに時間が取られているかを分析するといいでしょう。

 そして、たとえば、「ルート営業(既存の顧客に対する営業)」に割いている時間が非常に多いようであれば、それを他のメンバーに任せることによって、「プレイヤーとしての仕事」に費やす時間を減らすとともに、メンバー育成の機会にすることができるかもしれません。

 あるいは、「マネジャー打合せ」に問題がありそうだと思えば、「小項目」でその実態を分析します。もしかすると、日常的な「報連相」が少なく、「突発案件に対応するためのミーティング」が多いことに気づくかもしれません。そこから、「メンバーが自分に気軽に報連相しづらい状況にあるために、トラブル案件の把握が遅れているのが、突発的なミーティングの増加につながっているのかもしれない」という問題意識に結びつけることもできるでしょう。

 このように、日々の仕事のなかで問題のありそうなタスクを「項目」として立てることによって、「そこに本当に問題があるのか?」「その問題を生み出している要因は何か?」「解決策は何か?」などと掘り下げて考えることができるのです。