セールスの世界には定年がない

そして何よりも、そんなセールスの世界には定年がないのです。
もちろん雇用形態によりますが、個人事業主として働くのであれば、
基本、定年はありません。

そして驚くことにそんなフィールドには、90歳でも現役の方がいるのです。
確かに、女性は年齢を重ねると、男性社会においてはおばさん扱いされてしまいます。
しかし、女性ばかりのセールス世界では50代でも十分若い。
50代で若手ですから、何歳からスタートしても、素直にがんばれそうです。

わたしがコンサルタントをおこなうエステサロングループのトップで、業界では名の知れたエステの先生がいらっしゃいます。年齢は、73歳。誰よりもモチベーションが高く、わたしが東京で主宰する営業セミナーに2日間泊まりで受講しにきてくださる方です。

エステ業界で、地位も名声もお金も手に入れているはずなのに、「もっと学びたい」、「もっと成長したい」一心で、若者に混じって元気にロールプレイングをされます。
そんな先生の姿に、講師のわたしのほうが励まされます。
「和田さん、ありがとう、ありがとう」といつも声をかけてくださって、誰よりも熱心にメモをとります。
働くのが、学ぶのが、そしてさらに稼ぐことが、彼女の目標だそう。

定年退職された65歳の男性よりも若く、元気。頭の回転も早い。
わたしの周りにはそういうパワフルな方がたくさんいらっしゃいます。人生の大先輩である彼女たちから見たら、40代50代なんて、まだ若造ですよね。

稼げる技術を身につけた女性は、年齢関係なく、美しい方ばかり。
外見だけではなく、内面もイキイキとしているから、輝いて見えるのです。
(稼げる技術については、第1回記事を参照ください)