メッセージアプリ「スナップチャット」を運営する米スナップの幹部流出が止まらない。スナップの9番目の従業員で企業向け広報担当副社長であるメアリー・リッティ氏は先週、年末で退社すると従業員に通知した。スナップでは先日もイムラン・カーン最高戦略責任者(CSO)が年内に退職すると発表したばかり。広告収入が低迷する中、同社の株価は最安値を更新し続けている。複数の関係者によると、リッティ氏はエバン・シュピーゲル最高経営責任者(CEO)と直接やり取りする関係にあった。カーン氏もシュピーゲル氏に最も近い側近の1人で、同氏に助言を提供するだけでなく、スナップとウォール街との関係を取り持っている。ドリュー・ボレロ最高財務責任者(CFO)は今年に入り辞任した。