――HD元ナンバー2から内部告発をしたい旨の相談を受け、昨年12月6日と11日に一人で鈴木社長と会っていますよね。そこで社長退任を促した。

 6日に初めてHD元ナンバー2の告発意思を伝えた際、鈴木社長は来るべきときがいよいよ来たと思ったのか、大変動揺をしていましたね。退任も受け入れていました。

 鈴木社長の求めに応じ、11日は内々で収めるための条件を記した確約書(図参照)案、つまり「社長が不法行為によって取得したものをどうやって収めていくのが一番良いのか」を私が考えた和解案を持っていき、再び退任を促しました。確約書にサインするのは鈴木社長と告発者であるHD元ナンバー2。私は見届け人の立場です。もちろん内容はHD元ナンバー2の了解を得ました。

 だが、鈴木社長は「想定外の条項がある」と言い、サインしませんでした。面会は2回とも終始穏やかで、鈴木社長は捏造を認め、退任に際しての条件確認が主題でした。そこに恐喝や強要はありません。

――鈴木社長は現在、捏造も、退任の意思表明をしたことも否定しています。本誌が入手した確約書には、鈴木社長からあなた(HD元リスク管理業務委託先)へ「金__億円を振り込む」ようにと書かれています。鈴木社長は、「いわば口止め料として口頭で10億円以上を要求された」と主張しています。