グーグルや同社の端末製品についてこれだけは言える。同社は口先だけではなく、実際に資金を投じている。アルファベット傘下のグーグルは8日、を発表した。スマートフォン「Pixel(ピクセル)」の新機種、ラップトップとしても使えるハイブリッド型タブレット、ディスプレー付き新型スマートスピーカーだ。いずれも人気の音声起動型「グーグルアシスタント」をはじめとするだ。どれも思い切った価格設定になっている。少なくとも競合分野で最も人気のモデルと比較した場合はそうだ。「ピクセル3」の基準価格は799ドル(約9万円)と、似たようなスペックのアップル「iPhone XS(アイフォーン・テンエス)」より200ドル安い。ハイブリッド型タブレット「Pixel Slate(ピクセル・スレート)」の基準価格は599ドルで、マイクロソフトの最新「Surface Pro(サーフェス・プロ)6」より300ドル低い。グーグル初のディスプレー付きスマートスピーカー「Home Hub(ホーム・ハブ)」は、刷新されたアマゾン・ドット・コムの「Echo Show(エコー・ショー)」の価格を約35%下回る。