今年も、10月25日にプロ野球ドラフト会議が開催された。今年指名されたのは、本指名83人、育成指名21人の計104人。その出身校は多彩で、誰でも知っている大阪桐蔭高のような名門校から、通信制の第一学院など、かなりの野球通でも聞いたことないような学校まで様々。

 この時期になると、この10年間で最も多くプロ入りした選手の出た学校はどこか、あるいはドラフト制度が始まって以来、最も多くの選手が指名された学校はどこかという記事が出るが、そうした枠を取り払って1936年のプロ野球誕生以来、最も多くの選手をプロ球界に送り込んだ学校はどこだろうか。

 まず最初にお断りしておきたいのが、日本のプロ野球界には、公式戦に出場した全選手の名簿はあるが、在籍した全選手の名簿は存在しないということだ。そのため、ここで集計されているのは筆者が独自に調査したもので、まだ一部に未集計の選手が残っている可能性がある。また、名門・古豪といわれる歴史の古い学校には、途中で分離や合併など様々な変遷のある学校も多く、どの学校をもってどの学校の前身とするかで見解が分かれる学校もある。そのため、見解によって多少の誤差が生じることをご了解いただきたい。

 そうしたことを踏まえて作成したランキングのため、見解によって多少の誤差が生じることをご了解いただきたい。なお、本文中に出てくる選手のチーム名は2018年10月25日時点での所属チーム(FAやトレード等で複数の球団に所属した場合は最終所属チーム、その後、コーチや監督の場合は最終所属チーム)を表示している。

出身高校別プロ入りランキングベスト5
出身高校別プロ入りランキングベスト5 ©森岡浩 ダイヤモンド社 禁無断転載
※人数は2018年ドラフト前時点のもの 拡大画像表示

  それでは、第5位の学校から順に見ていこう。

第5位 龍谷大平安高(京都府) 61人

 龍谷大平安高も、年配の方には「平安高」という名称の方がなじみがあるだろう。平成20年に龍谷大平安高と改称してからも平成26年の選抜では優勝するなど、戦前の平安中の時代から現在まで、一定の数をプロに輩出し続けている。

 古くは故・衣笠祥雄(広島)、現役では炭谷銀仁朗(西武)や酒居知史(ロッテ)らがOB。