渡辺直美が成功できたのは
ダイエットしなかったから!

 既得権益に頼らずとも、活躍の場は自分で作れるということが、元SMAPの活躍からもよくわかる。しかし、いざ副業を始めようとすると、大抵の人が陥る問題があると新井氏は指摘する。

「本業とは別に、副業を始めようとする人は大抵、自分が今持っているものを捨てるところから始めようとします。今置かれている環境であったり、友人知人であったり、仕事であったり、家であったり。まずはその考えから脱するべきです」

 というのは、収入を得るうえで最初にすべきは、自分のスキルの棚卸しだ。これまでの人生で何をして、何が得意で、何が褒められたのかを分析することが重要であって、“新しい自分になる”必要はまったくない。

「たとえば、芸人の渡辺直美さんは、ご自身の体形を生かして、ファッションブランドを立ち上げて成功を収めました。最近はますます体形をデフォルメして、個性に磨きがかかっているようにも見えます。もし、最初にダイエットしていたら、今の活躍はなかったかもしれません」

 カラテカの2人についても、同じことが言える。

「あのお2人は、面白くなってはいけないんです。矢部さんが無理に笑いを取ることを考えたら、人を和ませる漫画は描けなかったはずです。入江さんも人脈を生かせるのがテレビではなく、企業向け講演だと気づいたから成功したわけです」