お客さまから「すみません」という言葉を聞いたとき、
あなたはどのような反応をしますか?
それでは、今度は逆の質問です。
お客さまからこのような心遣いある「すみません」という言葉を聞いたとき、あなたはどのような反応をしますか?
お客さまには全く非がありません。けれども、「すみません」と謝罪されているのです。決してスルーなどしないでくださいね。
「勝手なお願いをしてこちらこそ失礼いたしました。ご利用ありがとうございます」
「いえいえ、お心遣いをいただきありがとうございます」
このような感謝の気持ちを言葉と笑顔にのせて、お客さまにぜひ伝えてください。
このような「すみません」を発するお客さまは、決してスタッフから感謝されたいという考えがあって心遣いを見せているわけではありません。
しかし、客の立場である自分の好意や気遣いがスタッフに届かないというのは、さみしく感じるものです。
それに、非のないお客さまが謝っているのにスタッフがそれを見過ごしているというのは、冷静に見てもおかしな話です。
これまで、お客さまの「すみません」の受け止め方が甘かったかもしれない……とお感じになりましたら、これを機に「お客さまの心遣い」をしっかりとキャッチできるよう努めてください。