世界経済減速の兆候や米国政治の混乱が世界の株式市場を揺さぶる中、ドナルド・トランプ米大統領は25日、連邦準備制度理事会(FRB)の利上げを改めて批判したほか、米政府機関の一部閉鎖は議会が「国境の壁」建設予算を認めない限り続くと述べた。ダウ工業株30種平均が24日にクリスマスイブの取引として史上最悪の3%下落を記録し、25日には日経平均株価が5%下落して弱気市場入りした。米政府機関の一部閉鎖が25日で4日目に突入し、通常は静かなクリスマス時期に株価が急落するなど、今月は世界の市場で厳しい状況が続いている。米国の主要株価指数が4営業日連続で大幅下落して弱気相場に入りつつある中、年末の株価回復に向けた投資家の期待も薄れつつある。
米政府機関閉鎖でトランプ氏譲らず 世界株安よそに
有料会員限定
あなたにおすすめ