米民主党のエリザベス・ウォーレン上院議員(マサチューセッツ州選出、69歳)は31日、2020年の大統領選に向けて調査委員会を結成したと表明した。民主党の候補指名争いに加わる正式な動きだ。ウォーレン議員は民主党リベラル派の著名メンバー。同党の大統領候補の指名争いには少なくとも20人程度の立候補が見込まれる。ただウォーレン氏の党内での地位は、米先住民の血が流れているとするDNA鑑定結果を2018年10月に公表したことで低下した。この発表は民主党員の一部には不評で、ドナルド・トランプ大統領にはあざけられた。そのほかに立候補に動いた民主党員にはジョン・デラーニー下院議員(メリーランド州選出)、元住宅・都市開発庁長官のジュリアン・カストロ氏などがいる。
2020年米大統領選、ウォーレン上院議員が名乗り 民主党
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