そのため足元の収益も低迷気味。信金全体の経常利益は、リーマンショック前の水準に戻っているが、これは株式や国債など有価証券の売買による一時的な利益の貢献が大きい。片や、本業利益を指すコア業務純益は2007年から右肩下がりで、回復する道筋は見えない(下図参照)。