あなたには、かなえたい夢や目標がありますか? その実現に向けて、具体的な行動に移せていますか? どちらもまだだけど、なんとなくもやもやしているこの現状から抜け出したいというなら、本連載がきっとお役に立ちます。『逆算手帳の習慣』(ダイヤモンド社)を上梓したコボリジュンコさんは、同書の中で、夢をかなえる具体的な方法を公開しています。本連載では、ふわふわした夢を現実に変える「逆算思考」と「手帳術」について、わかりやすく解説します。

夢を実現するための「10年計画」をうまく作るポイントとは?

完璧な計画は立てなくていい

 人生全体からすれば、数年なんて誤差の範囲です。

 10年間の見通しを立てていくにあたって、細かなことで悩んでもしかたありません。大筋を確認しましょう。

 「ここはどうしてもはずせない」ということが、しっかり押さえられているかどうかが重要です。

 くどいようですが、完璧な計画を立てようとしないでください。

 たとえば旅行の計画。あなたは事細かに計画を立てないと気が済まないほうでしょうか。

 それともどこへ行くかも決めず、何の準備もせずにふらっと放浪の旅へ出ますか。

 旅の目的によっても違ってきますが、多くの場合、「ここははずせない」という部分のみ細かな計画を立てておくのではないでしょうか。

 海外に観光旅行へ行くのなら、飛行機と宿の予約ぐらいはしておくでしょう。飛行機に乗り遅れないように、何時に家を出てどういうルートで空港へ行くのかは細かく調べて、寝坊しないようにアラームもセットするかもしれません。

 観光したいところをいくつかピックアップしておき、もし美術館へ行きたいのであれば休館日を調べておくでしょう。どうしても観たい人気のオペラがあれば、チケットを日本から手配しておくかもしれません。

 だからといって、現地での予定を分単位で細かく決めておくことはないはずです。それでは息苦しい旅になってしまいます。

 街を散策している時に気になるカフェやお店を発見するかもしれないし、お土産選びに夢中になることだってあるでしょう。そんな時に「あと1分で次の観光地へ行かなくては」と焦ってしまえば、楽しいはずの休暇旅行もストレスになります。

 夢を実現するための「10年間計画」もゆとりをもたせて、はずせないポイントをしっかり押さえるようにしてください。