片づけスキル4)エリアアレンジ感覚:複数の生活動線がぶつからないように家具配置がアレンジできる

 使っていないものが、つどつど完璧に片づけられたら言うことなしですが、忙しい毎日、なかなかそうもいきません。ひとつ片づけが滞ると即、生活の他のシーンも不便になってしまうとしたら、それはエリアが1ヵ所に集中しすぎている証拠。家具の位置や向きを見直すことで分散させることを考えるべきです。

【D:タイミングの不満】を解消したい……例えば、食事の配膳をするのにおもちゃを踏みそうで邪魔に感じるなら、プレイスペースと食事スペースが重なっているのが原因。食後、ソファに座りたくても取り込んだ洗濯物が邪魔だとしたら、くつろぎスペースと家事スペースが重なっています。それぞれプレイスペース、家事スペースを少しずらして重ならないようにすれば、片づけが完了していなくても食事したり、くつろいだりすることができるようになります。

片づけ下手を動かしたいなら
「指示」ではなく「マネジメント」を

 片づけ下手な家族にも、自然と片づけを促せるようになる4つのスキルについてお伝えしました。片づけ上手な方が家庭内で力を発揮するには、指示に従わせる、ルールを教え込む、というアプローチよりも「マネジメント感覚」を持つことが大切です。1~4の視点を意識して、チャレンジしてみてください。

 そして、片づけが苦手な方。何からすればいいのかわからないとしたらまずは「散らかる範囲を小さくして、広がり過ぎないようにする」ことから始めることをおすすめします。

 もしもご夫婦だけで解決を目指すには負担が大きければ、ぜひプロを頼ってみてくださいね。

(家族の片づけコンサルタント sea(しー)、取材・構成/麻宮しま)