実際に試してみると、最初に顔を登録して、シートポジションや空調、ミラーの位置などを登録すれば、乗り込んだときにその人専用にセットアップしてくれる。家族でドライバーの交代などを行う際に、いちいちシートやミラーを自分で調整しなくても自動で調整してくれる便利機能だ。

ドライバーモニタリングシステムとアイサイトドライバーモニタリングシステムとアイサイト Photo:N.Y.

 長距離運転や深夜運転、高速道路の渋滞での漫然運転など、スバルお得意のアイサイトとツーリングアシストを駆使すれば、だいぶ事故も軽減してくれるかもしれないが、さらにこのドライバーモニタリングシステムがあれば、ゆらゆらとした居眠りなどへの注意喚起を行ってくれるので、より事故などが防げるかもしれない。

 とはいえ、このシステムを使えば事故を完全に防げるわけではないので、ドライバー自身の注意が必要なのは言うまでもないだろう。

スバル好きには“常識”
毎年何かしらの改良を行っている

 さて、そんな先進技術を盛り込んだフォレスターも、販売が好調だからといってそのままでいいわけがない。スバルは代々どのモデルでも、他メーカーでいうところのマイナーチェンジをほぼ毎年行っている。

 車好きやスバル好きなら聞いたことがあるだろう、「年次改良(アプライド)」というものだ。毎年何かしら手を加え商品の魅力をアップさせる改良を行っている。

 少し話しが逸れるが、この年次改良がいつから行われているのか、スバル関係者や周辺の製造に関わる関係者などに聞き取りを行ったが、いつから行われているのかはっきりしなかった。

 スバルの乗用車の始まりとなるスバル360の頃から毎年変わっていた。という噂も聞くほどだ。確かにスバル360の時にも細かな改良が施されさまざまなバリエーションが生まれていたのは事実だ。

 またスバルの名前を世に知らしめた初代レガシィの時には、この年次改良が定着しており、初期型がA型、次がB型という、今に通じる年次改良の呼び名が始まっていたようだ。スバル車を乗り続けている人ならばある程度通じる、その車種の何型かによって製造年や車の特徴などが分かる便利なシステムでもある。