1億円YouTuber「ヒカキン」、
大成功の陰にあった
「ヒット量産主義」と「深い愛情」

始まりは米国トップ
YouTuberとの出会い

　では、もう一度ヒカキンのナインコードをおさらいしましょう。彼は、1989年4月生まれの「大地の二黒」です。
　ヒカキンがYouTubeを始めたのは2006年で、彼が高校生のときとされています。

　趣味のビートボックスの動画を投稿し、そこそこの人気があったようです。
2008年には公式ブログも開設し、地道ながらにファンをつけていきました。

　しかし、まだ当時はYouTuberなんて言葉はなく、誰もYouTubeで食べていくことなど考えていない時代でした。

　それはヒカキンも同じで、高校を卒業した後には、地元の新潟から上京しスーパーに就職。サラリーマン生活をしていました。

　そんな中、アメリカのトップYouTuberであるミシェル・ファンの講演に行き、自身もYouTuberを仕事としてやりたいと感じ、本格的にYouTuberの道を歩み始めたのが、すべてのきっかけです。