何度褒めてもいい

なんでもかんでも大したことのないことまで褒めるとその値打ちは下がりますが、子どもに対して素直に評価できるとかすごいなと感じたことは、いくら褒めてもいいとおもいます。

また、一度褒めたことで記憶に残るようなものは、後でまた繰り返して褒めるといいでしょう。「2年生のときの学芸会、あのときの活躍はすごかったね。お母さん、忘れられないよ」というふうに過去に戻って再び褒める。そうすると子どもと親との連帯感も深まるし、子どものなかでは輝かしい成功体験の思い出として深く心に刻まれるはずです。

1回褒めたことは二度といわないのではなく、有効活用すればいいんです。おばあちゃんやおじいちゃんが孫に好かれるのは、こういうことをよくするからなんでしょうね。