部屋が広いと様々なタイプの間取りが選べる

 これは、住む人数や家族構成によって、選ぶ部屋の広さや適した間取りが異なるためでしょう。この広さにもなると1LDK~3DKなど、様々なタイプの間取り(物件)を選ぶことができます。

 なお、一般的に部屋の専有面積が狭いほど、「m²あたりの価格」が高くなる傾向があります。また、部屋の専有面積には、柱や廊下などのデッドスペースも含まれるため、スペースに無駄がない間取りを選ぶようにしましょう。

日下部 理絵 (くさかべ・りえ)
マンショントレンド評論家・マンション管理士
大学在学中の2001年に実施された第1回マンション管理士・管理業務主任者試験に合格。マンション管理会社勤務を経て、マンションの総合コンサルタント事務所「オフィス・日下部」を設立。女性ならではの視点で、マンション管理組合の相談や顧問業務にあたる。また、数多くの調査を通じて、中古マンションの実態に精通する。テレビ・ラジオなどのメディアや、講演会・セミナーでも活躍中。
主な著書等に、『マイホームは価値ある中古マンションを買いなさい!』(ダイヤモンド社)、『負動産マンションを富動産に変えるプロ技』(小学館)、『マンション管理と修繕 最強ガイド2019 』(東洋経済新報社)などがある。