千葉功太郎
千葉功太郎氏。起業家がハードシングス(困難)を吐露し、それをみんなで考えて乗り越えるーー。これが「千葉道場」の原型だ

『週刊ダイヤモンド』2019年4月6日号の第1特集は「スタートアップ4.0」です。いま、日本は、第4次ベンチャーブームと呼ばれる活況の中にいます。その背景には、日本で長らく存在感が薄かった個人でベンチャー企業に投資する「エンジェル投資家」の多様化があります。特集のスピンオフ企画として、起業家コミュニティ「千葉道場」の創設者で知られるエンジェル投資家の千葉功太郎さんに、千葉道場の深淵について聞きました。(聞き手/ダイヤモンド編集部副編集長 岩本有平、ダイヤモンド編集部 山本 輝)

――千葉さんは起業家のコミュニティである「千葉道場」を立ち上げています。千葉道場について教えてください。

 実は、千葉道場は元々僕が作ったものではないんです。

 僕の最初の投資先で、メルカリに買収されたフリマアプリを運営するザワットの原田大作さんと、Z会グループに買収されたアオイゼミを運営する葵という会社の石井貴基という2人の社長がいて、その2人が、「千葉さんの投資を受けたので、投資先同士で集まりたいですね。せっかく千葉さんなんで、坂本龍馬が剣術修業した道場の名前にちなんで、『千葉道場』なんていいんじゃないですか」と言い出したのが始まりです。