【北京】中国は7日、米国との通商協議を再開するため、高官級の交渉団をワシントンに派遣すると発表した。  ドナルド・トランプ米大統領が突如、中国輸入品に対する関税引き上げを発表したことで、中国側は当初、協議への参加見送りも検討したが、米中は従来の予定よりも1日遅い9日から協議を再開する見通しとなった。  関係筋によると、米国は中国に対し、合意順守に向けて改正が必要な法律・規制の一覧表を通商合意に盛り込むよう要求しており、これが最大の争点になっている。