• 好調なクオリティー株• 好調なクオリティー株米国で緩やかな経済成長と低いインフレ率というゴルディロックス経済が続く中、クオリティー株は今年多大な恩恵を受けている。しかし、正当な評価以上に買われ過ぎているかもしれず、経済が大きく過熱、もしくは冷え込むと、ボラティリティの影響を受けやすくなる可能性がある。これまで、クオリティー株は他銘柄よりも景気サイクルの終盤で堅調な動きを見せてきた、と資産運用会社インベスコのシニア・エクイティ・プロダクト・ストラテジストのニック・カリバス氏は言う。「クオリティー・ポートフォリオに含まれる銘柄は、バランスシートが健全で、自己資本利益率(ROE)が高く、未収金・未払金の計上が少なく、現金保有水準が高く、負債比率が低い傾向にある。経済がある程度厳しい中でも好調なパフォーマンスを見せる」と同氏は語る。