国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)は19日、迫害や戦争、暴力、人権侵害などに伴う世界の難民・避難民が2018年末時点で7100万人近くに達したと発表した。第2次世界大戦以降最多で20年前からは倍増した。報告書によると、難民や難民申請者、国内の避難民は昨年1年間で230万人増加した。ただ急激に変化しているベネズエラ情勢は完全に把握できていないとして、UNHCRは7100万人は控え目な数字だとしている。世界人口に占める難民・避難民の割合は、11年の0.6%から18年末には1%近くまで上昇した。難民・移民問題は米国や欧州など多くの国・地域で大きな政治問題となっている。トランプ米大統領は引き続き不法移民問題などを政治課題に挙げている。欧州ではイタリアやドイツ、オランダなどで右派のポピュリズム勢力が伸長する要因となった。
難民・避難民は7100万人、第2次大戦後最多 国連報告
有料会員限定
あなたにおすすめ

オートマ車の信号待ちで「ニュートラル」にする人が知らない事実
吉川賢一

「暴落は必ずやってくる」資産20億円“日本のバフェット”シゲルさんが、株価暴落当日に「すぐしたこと」とは?〈再配信〉
松田小牧

「旅行、どうだった?」と聞く人は嫌われる。「頭のいい人」はどう聞いている?
中田豊一

「俺の部屋に今すぐ来い」大雪に備えホテル泊したメガバンク行員が、支店長の部屋で見た「まさかの光景」
目黒冬弥

第2回:もっと子どもが幸せな社会へ。男性育業100%を達成したタカラトミーの大胆な人事改革
PR

「自立できない子」の親が無意識に繰り返している4つのNG発言
モンテッソーリ教師あきえ

「お忙しいところすみません」と言われたとき、無愛想な人は「はい」と答える。感じのいい人は何と答える?
川原礼子

「脱炭素」が競争力を高めるGX時代の新しい経営戦略とは
PR