【ワシントン】米国のレックス・ティラーソン前国務長官は議会に対し、ドナルド・トランプ大統領の娘婿で大統領上級顧問を務めるジャレッド・クシュナー氏が単独で外交活動を行ったため、しばしば不意打ちに遭ったと述べていた。27日公表された議会証言の記録で明らかになった。  ティラーソン氏は5月21日、下院外交委員会で証言し、クシュナー氏の進める交渉に意表を突かれたり、世界の指導者と同氏の会談について知らされなかったりしたことが何度もあったと説明した。