業績が芳しくない
横浜銀が狙う起死回生

 関係者によれば、今回の提携は横浜銀行側から持ち掛け、両行のトップ会談で決定したという。

 というのも横浜銀行は、最終利益でどうにか地銀ナンバーワンを維持しているものの、本業のもうけを示す実質業務純益は2018年度に千葉銀行に抜かれるなど、ここのところ業績は芳しくない(詳細は、7月11日(木)公開予定の第2回でお伝えする)。

 そのため横浜銀行は、今年5月14日に中期経営計画を公表、500億円を投資して新たな事業領域へ挑戦するとしている。その中の「オーガニック成長」として国内金融機関などとの連携強化も打ち出しており、今回の戦略と合致する形だ。

 じつは今、横浜銀行は、この中期経営計画をひっさげて、起死回生の狼煙を上げている。ビジネスモデルを大転換し、新たな地方銀行の姿を模索しているのだ。

 そこで、明日以降公開していくこの特集では、横浜銀行がなぜ苦しいのかを分析するとともに、どのような戦略で起死回生を狙っていくのか見ていくことにする。