自動運転モビリティの
新モデル「ロボカーウォーク」も発表

 ZMPは今回の実証計画の始動とともに、自動運転モビリティの新モデル「ロボカーウォーク」も発表した。

 このロボカーウォークは、目的地まで自立移動することにより、空港・商業施設・観光地などさまざまな場面において安心で確実な移動を提供する「車いすでもなく、シニアカーでもない」(谷口社長)パーソナルロボカーである。

 ロボカーウォークについては今後、「まずは空港やショッピングセンターなどでの商業化・量産化に取り組んでいく」(同)としている。

米国や中国とはちょっと異なる
日本版MaaSとしてのチャレンジ

 一方、ZMPがタクシー会社等と連携して取り組む空港リムジンバスや自動運転タクシーなどの都市交通インフラは、自動運転で先行する米国や中国とはちょっと異なる、日本版MaaSとしてのチャレンジともいえよう。

 というのも、MaaSはCASEの技術との連動に結びつく。この中でシェアリングといえば、ウーバーに代表されるライドシェア(相乗りサービス)だが、日本では自家用車のライドシェアは「白タク行為」となり道交法違反である。さらに、日本のタクシーはサービス業として信頼性が高い。公共交通として都市部でも地方でも定着している。

 米国や中国、あるいは欧州でのライドシェアの普及とは異なるのが日本のクルマ社会事情なのだ。