会話下手でも相手に好印象を残す「3つの言葉」とは写真はイメージです Photo:PIXTA

昨今、LINEやSNSの普及により、コミュニケーションの速度と簡素化がより求められています。それによって多くの人とつながれる一方で、人間関係の希薄さも目立つようになりました。多くの人と関わる中で、相手に自分を印象づけてもらうにはどうしたらよいのでしょうか。そこで今回は、『一瞬で自分を印象づける!できる大人は「ひと言」加える』(青春出版社)から、何気ない「ひと言」や接し方で相手との距離がぐんと縮まるヒントを紹介します。

部下や仕事相手のやる気を引き出すメールの「ひと言」

 たった1通のメールで、部下や仕事相手のやる気を引き出す方法があります。それは、未来のいいイメージを伝えること。たとえば、あるプロジェクトが進んでいるとき、次のような一文をプラスするのです。

「どんな結果になるのか、今からワクワクしています」
「3ヵ月後、社内がワッと騒がしくなる様子が楽しみです」

 このように、プロジェクトが完了した未来のこと、締め切りを乗り越えた時点での様子をイメージしてメールに一文プラスしてみてください。

 というのも、仕事に追われている人は、目の前のことに精いっぱいになりがちです。また大きな課題、壁にぶつかって、それを乗り越えようと試行錯誤はするけれど、なかなか前に進んでいる実感がなく、ずっとこのきつい状況が続くと思えてしまうでしょう。