「告広」は
共感を得やすい

「この映画はおもしろい」という評判が口コミで広がっていく様子は、まさに告広の典型例といえますが、ここで特筆すべきは、情報の伝わり方の濃さです。

  テレビCMのタレントが映画をすすめていても、「台本に沿った演技をしているんだろうな」と思ってしまうかもしれませんが、映画通の友人が「この映画、すごくおもしろいよ」と直接言ってきたら、「これは本当におもしろい映画なんだろうな」という気持ちになりますよね。口コミで情報を伝える人は、自分が心から「いい」と思ったものだけをすすめようとするので、情報の受け手の心にも深く刺さり、共感を得やすいのです。

  一度に不特定多数の人に情報を伝える広告に比べて、告広は「その情報に触れる人が少ないので、非効率的なのでは?」と思われるかもしれません。
  たしかに、口頭での口コミは、限られたコミュニティーにしか情報が広がらないことも多いでしょう。時間もかかります。

  しかし、インターネット上のSNSが普及したことにより、口コミによる伝達手段でも多くの人に、そして短時間で、情報が広がる時代になりました。

  時には、口コミが一瞬にして世界中に広がることもあります。
  世界中の人たちが待望するようなもの(例えばiPhoneの新機種情報や映画『スター・ウォーズ』の新作情報、世界的サッカー選手の移籍情報など)は、グローバルな規模で口コミが起こりやすい話題と言えます。

※次回は具体的に動画を活用した企業の成功事例をお伝えします。