米自動車部品販売会社の株価は、過去1年にわたり市場平均を上回るペースで上昇していたが、現在はややブレーキがかかっている。業界大手2社の売上高はこのところ期待外れで、一部の投資家が懸念している。アドバンス・オート・パーツは13日朝、強弱まちまちの4-6月期(第2四半期)決算を発表するとともに売上高見通しを下方修正した。こうした発表を受け同社株は通常取引開始前の時間外取引で約9.3%安まで売られ、通常取引では前日比0.1%未満の上昇にとどまった。オライリー・オート・パーツも7月、強弱まちまちの決算を発表し、予想を下回る通期利益見通しを明らかにした。7月末以降、株価はアドバンスが5.6%安、オライリーが1.9%安、オートゾーンが3.7%安となっており、S&P500種株価指数の1.8%安に比べ下落率が大きくなっている。オートゾーンは9月に決算を発表する予定。